モバP「晩秋の列車に揺られ」

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通勤電車に乗っている時、ふと思うことがある。「このまま降りずに、どこまでも進んで行くとどうなるのだろう」と。  人の壁に押し潰され、波に飲まれ降車していく。とある日、その普遍的な、ある意味不変的な日常を打開する好奇心は収まることを知らず、人が降り去った [続きを読む]

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