『魔王・勇者・ファンタジー』の記事一覧

狐娘「あぶらげの中に苦くて白い物が入っておる……」

2015/01/06(火) 17時25分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/01/06 14:01:23.28 ID:jhbNg91da.net狐娘「甘いあぶらげとワタのような苦味が合わさってオツじゃのう」ハムハム狐娘「これから毎日持ってくるじゃと?ふむ、良い心がけじゃ」数ヶ月後狐娘「はむはむ……なんじゃ、今日は『ざーめん』とやらが少ないのう……」狐娘「ああ、もっと『ざーめん』が食べたいのう……匂いを嗅ぐだけで身体がカーッと熱くなり肌が潤って非常に良い塩梅なのじゃが……」... [続きを読む]

狐っ子「ご主人、雪が降っておるぞ」

2014/12/25(木) 21時03分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2014/12/25 19:38:10.22 ID:lFGl//CUXMAS.net狐っ子「紙とにらめっこするのも一休みして、外を見てはどうじゃ」狐っ子「凝り固まった脳をほぐすのも重要なことじゃぞ」狐っ子「これでは積もりそうじゃの、明日は雪かきかの」狐っ子「見てるだけで寒くなるが、なんだか心が弾むようじゃ」狐っ子「…い、いや、別に外に出たくなんかはないぞ!」ウズウズ的な... [続きを読む]

狂戦士「いつまでも狂戦士ってわけにもいかないよなぁ」

2015/06/30(火) 01時11分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2015/06/29 23:11:47 ID:PbhCB2t2国の治安を守るべく、盗賊団と戦う戦士団。狂戦士「盗賊ども……許せねえぇぇ!」狂戦士「おめえら、一人残らず叩き斬ってやる!」狂戦士「うおおおおおおっ! ぐがあああああああああっ!!!」ザシュッ! ドバッ! ザンッ! シュバッ! ドシュッ!剣士「うへぇ~、相変わらずすげえな」槍使い「まったくだ。味方にまで斬りかかってきそうな、と... [続きを読む]

状態異常マスター「ヒヒヒ、状態異常も使いよう……です」

2016/07/25(月) 03時22分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2016/07/21 00:05:35 ID:1iqWqUMI― 睡眠 ―< 村 >聖女「聖なる光よ、この者に癒やしを……」パァァ…白く美しい手から、温かな光が放たれる。村人「おお……足の痛みがみるみる引いていく……」村人「ありがとうございます、聖女様……」聖女「どういたしまして。人々の異常を癒やすのが、私の役目だもの」村人「ところで、異常といえば……」聖女「?」村人「なんでも、山の向こうの町に“状態異常... [続きを読む]

熊「おっ、女騎士が倒れとるやんけ」

2015/12/01(火) 21時15分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2015/11/21 07:47:15 ID:ms4bw87M熊「ちょっかいだしたろ!」... [続きを読む]

無職(29)「勇者を護れ?」

2016/05/29(日) 14時32分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆oXzw.3/Xdo[] 2016/05/23 22:20:18 ID:87oA3l.6―雨の降る 丘にある墓地―無職(いつも コイツは、面倒な仕事を持ってくる…。)女小佐「雨がウザいわ。」ハァ…無職「おい…聞いてるのか?」女少佐「貴方は良いわよね? 頭まですっぽり隠れる フードつきのローブで雨を凌げるんだから…。」イライラ無職「小佐殿… 気は確かか? 俺は無職の一般人に戻ったばかりだぜ? 勇者の護衛とかやりたくねぇ!!」女小佐「静かに! 今は葬儀中よ?... [続きを読む]

炎賢者「炎魔法使いだからって熱い性格とは限らないのに……」

2016/01/19(火) 08時04分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2016/01/13 23:43:21 ID:DrMlk7qc< ゴミ処理場 >炎賢者「神聖なる炎よ、けがれを浄化せよ……」パァァ…青白い炎がパッと立ち上った。炎賢者「……終わりました」役人「えっ、もう終わりですか!? ありがとうございます!」役人「おかげであの物質を、有害な気体を発生させることなく処理できました!」炎賢者「いえ……」役人「しかし、私はこの町に赴任してまもないのですが、意外でしたな... [続きを読む]

淫魔幼女 「鶏鍋で」 詐欺勇者 「魔王オークを」 オーク 「ぶっ殺す」

2015/08/01(土) 06時24分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆tHMiOqNMgmiR[sage] 2015/07/24 03:28:53.17 ID:guYMtWHZo国境 盗賊山道カラ カラ カラ カラ??? 「おーっと、そこの荷馬車」盗賊オークA 「ちょいと待ちな」盗賊オークB 「乗ってる奴、みんな降りろぉ……」ガチャ ゾロゾロ淫魔翌幼女 「…………」詐欺商人 「…………」黒オーク 「…………」盗賊オークA 「三人か。へっへっへ……」盗賊オークA 「頼りねえキャラバンだぜ」盗賊オークA 「どうやらよそ者のようだが、このオーク盗賊団の山を越え... [続きを読む]

淫魔「玩具のエルフちゃん」

2014/06/02(月) 08時19分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2014/05/23 20:17:12 ID:m4.E6deQ女「……」ズルズルエルフ「おい人間」女「!」エルフ「立ち去れ、ここから先は我々エルフが住みかとする森だ」女「でも」エルフ「早くしろ。さもなくば容赦なく貴様を射殺す」女「でも私、足を怪我してて…もう歩けない」ガクッ エルフ「なに?」女「薬草を摘みにこの森に入ったら魔物に襲われて…なんとかここまで逃げて来たの」エルフ「……」... [続きを読む]

泉の女神「あなたが落したのは…」

2016/07/25(月) 00時33分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

2 : ◆uhdacqdci6[saga] 2016/07/03 18:53:04.89 ID:aD/8RsPC0◆第一章 光溢れる世界勇者「この扉の向こうに城の主がいる…」僧侶「いよいよですね」魔法使い「この主を倒せば、世界は平和の光を取り戻せるのよね」戦士「ならば躊躇うことはない。早く魔王を倒し、光溢れる世界に凱旋しようではないか」勇者「躊躇いはないけど、みんな準備は大丈夫か?」勇者「魔王はこれまでの四天王や側近とは文字通り“格”が違うぞ。武器や防具の... [続きを読む]

氷魔女「氷魔法使いは常に冷静でなければならぬ」

2017/01/30(月) 14時17分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2017/01/26 01:05:11 ID:tCDtQHVs< 氷魔女の家 >氷魔女「氷魔法使いは常に冷静でなければならぬ」見習い魔女「はいっ!」氷魔女「冷静になれば、魔力で生み出したこの氷の板を100枚並べることすら容易い」氷魔女「よく見ておくがいい……」スッスッ…順調に氷の板を立てて並べていく。見習い魔女「すごいすごい! あと10枚で100枚ですよ!」氷魔女「あ、あと10枚か……!」ハァ…ハァ…... [続きを読む]

毒使い「正々堂々と敵軍に毒を盛る!」

2016/02/11(木) 01時04分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2016/02/10 22:08:56.12 ID:UscTMCVX0.net― 城 ―兵士「陛下、騎士団が敵軍に敗れ、壊滅いたしました!」国王「なんだと!? 団長はどうしたのだ!?」兵士「騎士団長も善戦されましたが、やはり多勢に無勢で……」国王「そうか……あの精鋭がこうもあっさりと……」国王「もはやこれまで……大人しく降伏し、ワシも潔く自害するしかあるまい……」毒使い「お待ち下さい、陛下!」... [続きを読む]

武闘家「賢者に転職しました」

2015/07/19(日) 15時35分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆FwAZx51IwBD0[saga] 2015/07/19 14:06:38.83 ID:aijCjCYbO勇者「武闘家さん」武闘家「勇者く……様、私はもう武闘家じゃなくて賢者だよ……ですよ」勇者「いやそう言われても……」武闘家「とにかく賢者になったんです!これで魔法も使えますよ!勇者く……様に頼りきりでしたからね」勇者「うーん……まぁ頼もしいかな?それなら、あっ早速モンスターだ、早く武闘家さんのレベル上げないと」武闘家「だから賢者です!まったく……いっく... [続きを読む]

柔道家「これより魔女刈りを決行する!」魔女「ええっ!?」

2016/03/06(日) 20時25分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2016/03/06 17:55:54.20 ID:2SkS6Si10.net~ 魔女の家 ~柔道家「貴様がこの森で一人で暮らすという、若き魔女だな?」魔女「そうだけど、お前はだれだ?」柔道家「これは失礼、私は柔道家」魔女「ジュードー? なんだそれ?」柔道家「我が祖国に伝わる伝統武術だ」柔道家「これよりその柔道で、魔女刈りを決行する!」魔女「ええっ!?」... [続きを読む]

林檎が毒に変わるとき、それは即ち時間の経過

2016/08/25(木) 10時53分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆U7CecbhO/.[saga] 2016/08/25 10:37:46.97 ID:ixs6WJ9M0 丑三つ時。予期せぬインターホンの音によって、静寂に沈んでいたぼくの意識は引き上げられた。 心臓が跳ね上がる。頭が重い。どうやら、眠りについてからそう時間は経っていないらしい。頭を掻きながら思考の回復を待つ。「インターホン……」 呟いて、事実確認。カーテンの隙間から外を窺うと、当然、暗闇が広がっていた。後ろ髪を引かれたが、渋々ベッドから抜け出... [続きを読む]