『明日につながるSS』の記事一覧

奉太郎「古典部の日常」 05

2012/09/15(土) 23時44分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

313: ◆Oe72InN3/k 2012/09/14(金) 18:42:22.75 ID:6Kb1AlQG0 ちょっとだけ……ちょっとだけ…… 第10話、投下します。 314: ◆Oe72InN3/k 2012/09/14(金) 18:43:09.33 ID:6Kb1AlQG0 俺は今、ウサギに囲まれている。 里志「ホータロー、どうしたんだい?」 そして、何故か里志と二人っきりだ。 奉太郎「この状況をうまく言葉にできないものか考えていた」 里志「それはまた、難しい事を考えているね」 里志「だっ... [続きを読む]

奉太郎「古典部の日常」 04

2012/09/13(木) 21時52分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

227: ◆Oe72InN3/k 2012/09/12(水) 17:55:25.49 ID:29A0yJOO0 俺は、俺はどうすればいいのだろうか。 勢いで千反田に泊まっていけ等と言った物の、どうにも落ち着かない。 奉太郎(何をやってるんだか……) 第一に、風邪を移してしまう可能性もあるだろう。 そんな事をしてしまったら本末転倒ではないか。 あいつは、あいつの性格からしたら…… これでも1年と少しの間、千反田と過ごしている。 一緒に居た時間... [続きを読む]

奉太郎「古典部の日常」 03

2012/09/11(火) 21時47分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

187: ◆Oe72InN3/k 2012/09/10(月) 20:59:37.10 ID:xkf9nyGQ0 える「折木さんが!?」 今考えると、朝からどこか……具合の悪そうな顔をしていました。 思い出されるのは、今日の屋上で聞いた話。 える(……私のせいです) 私がもっとしっかりしていれば、折木さんに頼らずに済んでいたのに。 なのに折木さんに無理をしてもらって…… える(考えていても、仕方ありません) える「折木さんはどこに?」 摩耶... [続きを読む]

奉太郎「古典部の日常」 02

2012/09/10(月) 21時56分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

41: ◆Oe72InN3/k 2012/09/06(木) 21:59:42.06 ID:mVZBQuHy0 里志「ホータロー!」 後ろから、里志が声を掛けてくる。 奉太郎「里志か」 今は帰り道、時刻は恐らく17時くらいだろう。 里志「いやあ、お見事だったよ」 奉太郎「そんな事は無い。 ただ、集まった物を繋げただけだ」 里志「そうは言ってもね、あれだけの物から結論を導き出すって事は中々容易じゃないと思うなー」 すると里志は、暗い声に反し... [続きを読む]

奉太郎「古典部の日常」 01

2012/09/05(水) 22時57分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/05(水) 11:50:42.17 ID:vASjTEm40 季節は春、具体的に言うと四月。 古今東西どこへ行っても、入学式や卒業式、俗に言う出会いと別れの季節である。 しかし、進級しただけの俺、折木奉太郎には特に関係が無い事であった。 つまり、高校二年生になった俺には。 そんな事を思いながら、部室に行く。 俺が属する部活は古典部、部員は四人ほどいる。 【省エ... [続きを読む]

奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」

2012/09/26(水) 23時52分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/25(火) 22:14:17.77 ID:Qx4ueG7P0 里志「古典部?意外だね。省エネ奉太郎が自ら部活動なんかに手を出すなんてさ。」 奉太郎「ああ。姉貴の命令なんだ。断ればどうなるかわからない。」 里志「あはは。それはこわいね。でも奉太郎、僕はもう手芸部に入ることにしてるし総務委員会にも入ってるから付き合ってあげられないよ。」 奉太郎「子供じゃないんだ。部活ぐ... [続きを読む]

奉太郎「千反田がラブレターを貰った?」

2012/09/25(火) 17時53分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/23(日) 01:01:49.93 ID:xGTm6Rbw0 高校生活最初の一年が終わるかという三月の頭。 放課後、俺が部室に入るといきなりそんな話でもちきりだった。 摩耶花「そう、そうなのよ!! ちーちゃんの鞄の中に入ってたの!!」 える「…………///」 奉太郎「ふーん」 里志「はは、あんまり興味なさそうだね。まぁホータローらしいけど」 える「えっ……そ、そうですか... [続きを読む]

奉太郎「千反田がラブレターをもらった?」

2012/08/15(水) 12時00分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 22:20:32.45 ID:1pmhkOcB0 ある日の放課後、俺は一人で地学講義室にいた。 一人で部室にいるのは特に珍しいことでもない。 その内誰かが来るだろうし、来ないなら来ないでゆっくり読書ができる。 これ幸いと俺はいつもの席に座り、読みかけのペーパーバックを開いた。 最近はすっかり夏らしくなり、容赦ない日差しが外で部活動に勤しむ生徒たちを苦し... [続きを読む]

奉太郎「千反田、オレと付き合ってくれ」

2013/01/24(木) 22時06分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/17(土) 17:52:09.02 ID:HTcwDbLhO える「……すみません。折木さんの思いには応えられません」 それ以降の言葉は全く頭に入ってこなかった。 正直、成功すると思っていた。 今までの千反田のオレに対する態度はなんだったのか? 単なるオレの勘違いだったのか? やはりオレには灰色がお似合いだということなのか? える「では……失礼します……」 千反田... [続きを読む]

奉太郎「入須先輩を激しく狼狽えさせたい」

2012/10/10(水) 21時50分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/05(金) 17:56:13.83 ID:NTeXsXwM0 奉太郎「ふむ……」 奉太郎「映画撮影の件、入須先輩にまだ借りを返していないな」 奉太郎「……」 奉太郎「俺が勝手に騙されたことだし」 奉太郎「それに対して怒りが収まらない程小さくもない」 奉太郎「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」 奉太郎「省エネ主義か……」 奉太郎「... [続きを読む]

奉太郎「体育倉庫に閉じ込められるおまじない……だって?」

2012/06/11(月) 12時00分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/08(金) 14:09:58.08 ID:L+1CghZC0 里志「今日面白い話を聞いたんだ。この学校には古くからあるおまじないが伝わっていてね、これもその一つなんだ」 奉太郎「そうかーよかったなー」 里志「奉太郎、十円玉を持っているかい。それを二枚出してもらえる?」 奉太郎「悪いな。今日財布もって来てないんだ」 里志「それじゃ僕が出してあげるよ。これを縦に積み上... [続きを読む]

奉太郎「今回こそ枯れ尾花だったな」

2012/06/17(日) 10時06分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/16(土) 20:04:18.12 ID:dS9JiYDa0 奉太郎「あつい……」 まやか「口に出すんじゃないわよバカ折木、よけい暑くなるでしょうが」 える「あっ、あそこに神社がありますよ」 里志「いいね! ちょっと木陰で休んでいこうよ」 夏休みも半ばに差し掛かったころ、4人は図書館で宿題をすすめて帰宅していた。 跳ねるように神社へ足を向ける里志に続く奉太郎ら。 鳥... [続きを読む]

奉太郎「わー里志が首を吊っているー!」

2012/09/29(土) 15時03分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 18:00:21.95 ID:bjjN8+C70 奉太郎「まやかたそ~」 里志「ん?摩耶花がどうかしたのかい?」 奉太郎「・・・里志いたのか」 里志「で、さっきの『まやかたそ~』ってのはなんなんだい?」 奉太郎(面倒なことになった・・・これでは無駄なエネルギーを使用してしまう) 奉太郎「えいっ」ドガッ 引用元:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/134... [続きを読む]

奉太郎「もう卒業……か…」

2012/11/03(土) 21時47分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/31(水) 12:59:46.54 ID:3nYlbJKZO える「そうですね。この3年間あっという間でした」 まやか「もうセンターまで1ヶ月しかないもんね」 まやか「それが終わったら自主登校でその一ヶ月後には卒業式だもんね」 里志「ところでさあ皆はどこの大学受けるの?」 まやか「私は漫画の専門学校」 奉太郎「オレは神山大学かな。近いし」 里志「ははっ奉太郎らしい... [続きを読む]

奉太郎「あくまで客観的な話…だがな…。」

2012/10/05(金) 21時48分 / ■氷菓 / 明日につながるSS B!

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 21:29:51.96 ID:eiartHlm0 奉太郎「古典部には俺しかいないからな……。」の続きです。 夜 自宅 奉太郎「ったく……今日はとんでもない目にあったな…。」 奉太郎「よりによって、千反田の名前を叫んでとび起きるとは……。」 奉太郎「不覚だった……。」 奉太郎「寝よう。寝て忘れよう。」 奉太郎「おやすみ、俺。」 奉太郎「………。」 奉... [続きを読む]