『魔王・勇者・ファンタジー』の記事一覧

僧侶「我が国には、皆の希望である王子がいました」

2014/07/11(金) 20時51分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

2 : ◆WnJdwN8j0.[sage saga] 2014/07/11 20:27:39.84 ID:ckYC4wh40魔法戦士「…雷光剣」バリバリッ黒龍「ガアァ――ッ」>魔王城がある魔界への道は、人間界を監視している側近7人(もしくは匹)を倒さねば開かないという――魔法戦士(ならば、7人倒して進めばいい)魔法戦士「…とどめを刺せ、王子!」王子「任せておいて!」黒龍「グガ…グガアアァァ――!!」魔法戦士「「引き裂いてやる」か?今の貴様に、そいつの剣技を見切る力は――... [続きを読む]

僧侶「私達には使命があります」勇者「嫌です」

2014/06/12(木) 12時44分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆WnJdwN8j0.[] 2014/06/12 12:00:09.13 ID:UUMCzj2B0勇者「嫌です」僧侶「まだ何も言ってませんが」勇者「さっきあんたが言ったことを復唱する。最近、この世界に強い魔物が増えつつある。これは500年前、勇者に封印された魔王が蘇ろうとしているからに違いない」僧侶「伝説の勇者様は『魔王は再び目覚めるだろう。その時は、また我々が魔王を封じよう』と言い残しております。そして私達5人は、その伝説の勇者一行の生まれ... [続きを読む]

僧侶「聞いた事がある。賢者の母乳には様々な病気を治癒する力があると…」

2015/11/02(月) 00時14分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/02 00:04:02.53 ID:63Wv76F20.net謎の奇病に罹った勇者勇者「ハァハァ…」武闘家「何かいい治療法はないのか?」僧侶「聞いた事がある。賢者の母乳には様々な病気を治癒する力があると…」女賢者「!?」... [続きを読む]

僧侶の憂鬱

2017/08/30(水) 19時04分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆CItYBDS.l2[saga] 2017/08/30 18:47:40.03 ID:7rCO1ZMwo僧侶「ザオラル!」この旅に出て幾度も経験した死。何故だろうか、蘇生後には決まって喪失感に襲われる。何かを大事なことを忘れているような。宝物を見失ったような。そんな俺の顔を、僧侶が心配そうに覗き込む。僧侶「御加減は如何ですか?勇者様?」幼さを残しつつも、整った顔立ち。かわいいな。... [続きを読む]

元戦士「廃村の偏屈魔女」

2015/07/07(火) 20時06分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆WnJdwN8j0.[saga] 2015/06/22 20:35:36.79 ID:PADjxbq90魔女「ふぅ…」窓の外を眺めながらふとため息。ここ2年程、憂鬱を感じない日は無かった。魔女(あぁ、今日もまた1日が始まる…)何かをする気力が起きない。自分にとって、1日は長すぎる。これといって何か嫌な出来事があるわけでもないが、かといって良いことも何もない。こんな無気力な自分に比べれば、魔物に怯えて暮らしている人達の方がずっと「生きている」。そ... [続きを読む]

兄「伝説の剣を引き抜きに来たら妹に先越された……」

2015/12/28(月) 14時46分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[] 2015/11/06 19:47:08.61 ID:j37yge3C0中央王国・大広間兄「ちょまっ!! 先に抜いてんのお前!?」妹「……なんかごめん」兄「謝るな、余計惨めになる!」国王「おお! 封印されし伝説の聖剣を引き抜く者が、ついに現れたか!! 今日この時より、貴殿を正式な勇者に任命する!! 必ずや邪神を打倒し、世に平穏を取り戻してくれ!!」妹、改め勇者「は、はあ……が、頑張ります」民... [続きを読む]

先代勇者「あの時のツケがやってきたか…」

2015/09/18(金) 18時36分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : ◆WnJdwN8j0.[saga] 2015/09/16 20:32:58.56 ID:zjwa/9Ee0よくある話だが、この剣と魔法の世界に魔王が現れた。そして、これまたよくある話だが、王様は魔王の元に勇者を送ることになったのである。王「期待しているぞい、現勇者よ」現勇者「は、はい王様…か、必ずや魔王を討ちとって…」ガチガチ王「ほっほ、そんなに怖がる必要はない。のう、先代よ」先代「はい、現勇者は我が指南所いちの剣の使い手です」王「先代の勇者がこう... [続きを読む]

兵士「くそっ、敵軍に囲まれたか!」

2015/11/03(火) 18時16分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga] 2015/11/03 17:09:58.03 ID:0uYzIkhro兵士A「くそっ、敵軍に囲まれたか!」兵士B「だが、降伏はせんぞ! 死んだ仲間のためにも、徹底抗戦してやる!」兵士C「ああ……最後の最後まで、戦い抜いてやろうぜ!」... [続きを読む]

冒険者「は? 鑑定額1億Gですか?」

2017/01/07(土) 02時18分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2017/01/05 09:09:16 ID:69SabcRQ冒険者「冗談ですよね?」商人「いえ間違いありませんね。それも『最低でも』という意味での1億Gです」冒険者「いや、谷底で拾ったただの黄色い石ですよ?」商人「それなんですがね、その谷底辺りは百年ほど前まで古代竜の棲家だったんですよ」商人「百年前の事なので正確な記録はありませんがね、どうも討伐されたようで」商人「その名残なのか、あの辺り... [続きを読む]

剣「おい、起きろ!」勇者「ぐぅ……ぐぅ……」

2016/03/12(土) 03時25分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2016/03/11 20:10:13 ID:9n.GSrnk― 山 ―剣「おい、起きろ!」勇者「ぐぅ……ぐぅ……」剣「起きやがれ!」勇者「ぐぅ……ぐぅ……」剣「このぐうたら野郎!」勇者「ぐぅ……ぐぅ……」... [続きを読む]

剣士「ジジイ! ガキ! 叩き斬っちまうぞ!」

2015/12/19(土) 03時52分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しが深夜にお送りします[] 2015/12/18 01:37:09 ID:.s3kGEyA― 町 ―ザシュッ!「ぐはぁっ……!」ドサッ…剣士「ずいぶんと数が減っちまったなァ、山賊ども」ニヤニヤ隻眼「ぐっ……!」剣士「どうする? 残った目も、さっきみてえに潰してやろうか?」隻眼「ちっ、ちくしょう! 覚えてやがれ!」タタタッ手下A&B「ひいいいっ……!」タタタッ剣士「テメェらのことなんざ覚えておくかよ! バーカ!」剣士「人数がそれっぽっちにな... [続きを読む]

剣士「俺のカウンター剣術に敵う奴はいない」

2016/08/27(土) 03時55分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga] 2016/08/27 01:20:47.23 ID:bYZ6+Juuo~東闘技場~ワァァ… ワァァ…剣士「……来い」戦士「だああああっ!」ダッ実況『戦士、猛然と斬りかかる!』... [続きを読む]

剣士「剣を売るならソードオフ♪」

2015/12/21(月) 03時26分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga] 2015/12/21 01:36:35.53 ID:JSUc0qkmo戦士「新しい剣が発売されるたび、それを買ってたら、かさばっちゃった」戦士「どうすればいいかな?」剣士「そういう時は“ソードオフ”に売るのが一番!」戦士「ソードオフ?」剣士「中古の剣を売買する店だよ。今流行ってるんだぜ」戦士「へぇ~、初耳だな。行ってみようかな」... [続きを読む]

剣士「剣を極めると、もはや剣を持つ必要はなくなる」

2015/12/27(日) 17時34分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga] 2015/12/27 17:04:02.25 ID:dQ522j68o槍使い「いきますっ!」槍使い「たあっ!」ビュオッ剣士「……」ユラ…槍使い(かわされた!?)剣士「よっ」ビシッ槍使い「ぐはぁっ……」ドザッ槍使い「ま、参りました……!」オォ~……! パチパチパチ……!... [続きを読む]

剣士「名前だけ登場するキャラクターっていいよな」

2016/09/20(火) 21時01分 / 魔王・勇者・ファンタジー / SSですの。 B!

1 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga] 2016/09/20 19:56:57.89 ID:ilRlqDZvo槍使い「ったく、勇者の奴遅いな……いつまで待たせやがる」槍使い「王様との謁見はまだ終わらねえのかよ」剣士「まあいいじゃないか。俺たちは城に入れる身分じゃないし、ゆっくり待とう」ペラ…槍使い「――ん? お前、なに読んでるんだ?」剣士「小説だよ」槍使い「なんて小説?」剣士「『魔剣大戦争』ってやつ。一振りの魔剣をめ... [続きを読む]